みなさまに寄り添い続けてきたものづくり
グループの中心となる帝國製薬は、世界初の温感パップ剤、インドメタシンやフェルビナクなどを主成分とする局所経皮吸収型消炎鎮痛パップ剤の開発に成功するなど、消炎鎮痛パップ剤のパイオニアとして業界をリードしてきました。また、医師が処方する医療用医薬品の製造を中心に、国内外の製薬企業との共同開発やOEMを多数手がけてきた医薬品メーカーです。パップ剤・テープ剤・軟膏剤・クリーム剤など、薬局・薬店、整骨院・接骨院で流通するさまざまな製品において、実は「製造販売元:帝國製薬」、「製造元:帝國製薬」であることも多く、皆さまのお手元にあることはもちろん、これまでに当社製品をご利用頂いたことがあると思います。
経皮吸収技術を軸とした独自の製剤ノウハウは、国内外のパートナーと連携し、創薬と製剤を融合する開発力に結びついています。
たとえば、アルツハイマー型認知症の症状進行を抑える「アリドネパッチ」は、ドネペジルを有効成分とする日本初のテープ剤として2022年に承認されたものであり、服薬のし忘れや服用負担を軽減できる新たな治療選択肢として、貼付剤の有用性を広く示す例となりました。
こうした技術力は海外でも高く評価されており、帝國製薬は医療用パップ剤の分野で、経済産業省の「グローバルニッチトップ企業100選(2020年度)」にも選出。特に米国市場では、リドカイン貼付剤がジェネリック医薬品となった後も高いシェアを占めており、売上全体の約4分の1が輸出となっています。
「貼る」をもっとやさしく、あたらしく
―テイコクファルマケア
テイコクファルマケアは、一般用医薬品・化粧品などの国内販売を担当している会社です。帝國製薬が医療用貼付剤分野で培ってきた技術と信頼を背景に、私たちテイコクファルマケアは、より生活者に近いセルフケア領域において、新たな挑戦を始めています。お客様に最も近い立場からセルフケアのニーズを的確に捉え、グループがもつ高い技術力と結びつけることで、より良い医薬品の開発と健康寿命の延伸に貢献したいと考えています。
私たちが展開する「ハリックス」ブランド事業、「ハリックス55」の最大の特長は、独自のニット素材による「伸縮性」と「復元力」。関節など動きの多い部位にもぴったりと密着し、剥がれにくく、かぶれにくい。スポーツや日常生活にも適した“使いやすく信頼できる貼付剤”として、高い評価をいただいてきました。
私たちはこれまで、ライオン株式会社との協業を通じ、ハリックスが持つ安心感や信頼性といったブランドの価値を大切にしながら、お客様の声に寄り添い、製剤の改良を続けてまいりました。今後は、そうした信頼の土台の上に、自社グループ独自の新たな付加価値を重ねていきたいと考えています。
高齢の方には「日々の健康を支える身近な存在」として、また若年層の方々には「セルフケアとして、“貼る”という選択肢」をあらためて知っていただけるように。ハリックスを、世代を超えて愛されるブランドへとさらに進化させていく所存です。
ブランドとしての歴史と信頼に、製薬メーカーとしての技術と責任を重ねることで、貼付剤の新たな可能性を切り拓いていくこと。それが、私たちテイコクファルマケアの役割だと考えています。
これからも私たちは、帝國製薬グループの一員として、「昔からある」安心感、「どこか懐かしい」信頼感、そして「長く続いてきた」確かな品質を大切にしながら、製薬メーカーとしての技術と責任を重ねることで、安心してお使いいただける製品を、真摯に、そして誠実にお届けしてまいります。
皆さまの毎日に寄り添えるブランドとして。
ハリックスとテイコクファルマケアを、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
代表取締役